そもそもクレジットカードとは?

クレジットカードとは、カード発行会社と消費者との間の信用を基に、支払いを先送りするシステムです。

商人と個人消費者との間にカード会社が介在することによって、日常的な商行為にも掛け取引きを成立させることが可能となりました。
一般消費者は現金を持ち歩く必要が減っただけでなく、ポイントやキャッシュバックを有効に活用することによって、現金で買い物をするよりも支出を減らすことができます。

店側も、多額の現金を扱うよりは、クレジットカード決済の方が安心で、店頭に利用可能なクレジットカードを表示することによって、新規顧客の獲得も期待できるのです。
最近では、電気ガス水道などの各種公共料金も、クレジットカードでの支払いが可能になり、新たにインフラの一端としての機能も期待され始めています。かつての『カード破産』などによるネガティブなイメージは、ほぼ払拭されたと言っても良いでしょう。
今や、海外旅行に出掛けたとき、現地のキャッシュディスペンサーでも、気軽にキャッシングすることが可能になっているのです。

ちなみに、カード会社はどこから収益を得ているのかというと、各加盟店からの売上げに応じた手数料と、利用者からの年会費を徴収することによって、その運営を可能にしています。
アメリカン・エキスプレス、ダイナース、JCB、マスターカード、VISAカード、の5社は、5大国際ブランドと呼ばれ、カード所有者の身分とステイタスを担保する、一流カード会社としての地位を確立しているのです。