クレジットカード決済がお得な訳

消費生活に欠かせない存在のクレジットカード。近頃では最低一枚は持っているのが当たり前といった傾向にあります。

どうしてこれほど、クレジットカードは普及したのでしょうか?ここであらためて、クレジットカードをもつメリットをみてみましょう。

1.キャッシュレス

まず第一のメリットは【現金を持ち歩かなくていい】ということでしょう。

いまや販売店や飲食店、娯楽施設、交通機関などさまざまな場所でクレジットカードが使え、家電などの大きな買い物はもちろん、コンビニなどでの小さな買い物までクレジットカーを利用することができます。クレジットカード対応のレジスターが普及しているので、現金払いに比べてレジ前で時間がかかるという心配も今はありません。

自分の口座からの引き出しは、休日や夜間でもコンビニなどにあるATMを利用すればいいわけですが、手数料がかかってしまいます。クレジットカードならそんな無意味な出費も防げます。

交通機関でも新幹線の切符購入やタクシー代、航空券などもクレジットカード決算ができます。JRではみどりの窓口はもちろん、自動切符販売機もクレジットカード対応になっているのでスピーディに切符が買えとても便利です。

また、ガスや電気代、NTTの固定電話、携帯電話といった公共料金、新聞代や年金、各種保険の掛け金などにもクレジットカードが使え、「支払いを忘れてしまった!」なんてこともなくなります。

ネットショッピングでもクレジットカードは活躍しています。オンライン決算の際は、クレジットカードを使う人が決算手段の半数を占めているほどです。

オンライン決算の増加に伴い、オンライン決算上の個人情報漏れなどへの対処ひとつとっても利用者のリスクをできるだけ排除するべくセキュリティ・システムが構築・浸透しつつあります。また、クレジットカード保持について回る盗難などの不安は誰しもが最初は抱くものですが、それに呼応して、セキュリティ対策が講じられ、快適で安心なネットショッピングが楽しめるようになってきました。

それでもやっぱりセキュリティが気になるという方は、JCBカードのように紛失・盗難届を24時間体制で受け付け、万一不正に使用された場合は、届け日から60日間さかのぼって損害額を負担してくれるカードを利用するのも一つの手でしょう。

2.しかもお得

クレジットカードは、現金での払いに比べて、多くの付加価値があります。そこをうまく利用するのが、クレジットカード・ユーザーならではの醍醐味といえます。

いま新たにクレジットカードを作るなら、便利さだけでなく、お得度で選びたいものです。

クレジットカードは色々な種類ありますが、自分のライフスタイルにマッチしたクレジットカード、その中でもお得度の高いカードとなると、おのずと特定のクレジットカードにスポットが当たります。

クレジットカードは大きく一般カードとゴールドカードに分けられますが、一般カードにも女性向けや学生向け、ビジネスマン向けなどターゲットの細分化が進んでいて、ターゲット層の利用機会やニーズに添った特典が付いているのでいろいろと調べ、比較してみましょう。また、クレジットカード会社単独のものだけでなく、銀行や他企業との提携によるものもさまざまに登場しています。

クレジットカードの特典には、年会費が無料のもの、年会費永年無料のもの、付帯サービスなど、数多くありますが、特に、早くから普及したの特典が「ポイント制度」です。

「ポイントプログラム」と呼ばれるサービスで、ほとんどのクレジットカードにこのサービスは付加されています。利用した金額に応じてポイントが付く、ポイント制度ですが具体的にどれくらいお得なサービスなのでしょうか?

一例を紹介すると、1,000円の買い物をすると1ポイントが貯まるカードの場合は、100万円で1000ポイントが貯まります。

一般的なポイントプログラムの場合、ポイント還元率はだいたい0.5%といわれているので、1000ポイントをギフトカード(商品券)に換算すると5,000円相当となります。まさに年間5,000円をクレジットカード会社からプレゼントされていることと同じといえます。

しかも、たいていのクレジットカードは、利用額が年間である金額に達すると優遇対象になり、ポイントの加算率がアップします。例えば、年間100万円を超えると、翌年から付加されるポイントが1.5倍になるといった具合です。その場合、年間で100万円の買い物をしたらギフトカード7,500円相当となります。かなり大きなプレゼントですね!

ボーナスポイントも多種多様です。利用額に応じて贈られるもの、キャンペーン期間中の利用に添って贈られるもの、加盟店との連携によって贈られるものなど、クレジットカード毎にボーナスポイントのつき方は違ってきます。

また、ギフトカードや日用品、装飾品等と交換するだけでなく、キャッシュバックサービスもあります(ただ、5000円相当のギフトカード換算よりも額が減るケースが多くなります)。

航空券でもクレジットカードの強み発揮します。マイレージを貯めるためのカードは、JALカードやANAカードだけではありません。クレジットカードを日常の買い物などで使って得たポイントを、航空会社のマイレージに移行して旅行をするということも可能です。

クレジットカードを使えば使うほど貯まるポイントを、ギフトカードに換えるか、キャッシュバックするか、マイレージ移行するか、ポイント還元よりも付帯サービス利用にこだわるか。さまざまにあるクレジットカードのメリットをどう生かすかはユーザー次第です。

また、ご存じの通り、ある程度高額の場合、一括払いか分割払いか選択できるのもクレジットカードのメリットです。

リボ払いにしたり、キャッシングも利用できます。またJCBカードをはじめ多くのクレジットカードにおいて、一回払いで利用したあとでも、リボ払いや分割払いに変更できる「猶予期間」が設けられています。洋服のまとめ買いなどでピンチになったときには大助かりですね。

購買欲をコントロールしつつ、お得で使い勝手の良いクレジットカード決算をうまく日常に役立ててください。