サイン不要

クレジットカードにはサインが不可欠、海外に行く時でもサインを漢字にしておけば真似されにくいから安心だ、などといわれたものです。

以前はお店の人がカードの裏のサインと買い物の際に明細書にするサインをきちんと照合していたものですが、クレジットカードでの買い物が主流になりつつある今日ではそのような手間も省かれ、ICチップが導入され始めた為サインは不要、暗証番号の入力のみで本人確認を済ませる傾向にあります。

その点日本は遅れている様で、海外ではほとんどの店舗、スーパーマーケットでさえレジの脇に暗証番号入力用のテンキーが置いてあって、そこに暗証番号を入力すれば即決済が成立、という便利さです。その場で決済されるために外国で買い物をしてもその場のレートですぐに請求書が発行されます。

昔のように日本での買い物より2,3ヶ月遅れて請求が来たり、レートがずれていたりといったことはほとんどなくなりました。大きな空港の免税店などではその場でレートが計算され、自国の通貨で支払うことすら出来るようになってきました。

暗証番号の入力を嫌ってサインで通す人もいるとは思いますが、スピード時代の今日、日本でもサインの手間を省いて番号の入力が主流になることは間違いなさそうです

銀行のキャッシュカードが暗証番号ではなく生体認証化が進んでいることを思うと、クレジットカードの場合少し遅れているのかもしれません。暗証番号をこまめに変更するなどして不正利用などへの対処は万全にしておきたいものです。