ポイントは還元率が大切

クレジットカード利用率を高くしてポイントゲット!

現金の持ち合わせがあっても、ポイントを貯めたいがためにクレジットカードを使うという人が増えています。近頃はお手軽にオートキャッシュバックを利用する人も増えていますが、ポイント還元重視型ユーザーは根強くいます。

「ポイント、ポイントって言うけれど、1000円1ポイントで年間そんなたくさん貯まるもんじゃないでしょ」という意見も中にはあります。ポイントカードは巷のお店に氾濫していますね。各店でもらうポイントカードがお財布に何枚もたまっていませんか。そのお店でしか使えないポイントカード、ごひいきのお店ならいいのですが、たまにしか行かないお店でもらっても仕方ありません。

それがクレジットカードのポイントザービスなら、どこで使っても一括で貯まるという爽快感とわかりやすさがあります

それに昔のように、限られたお店でしかクレジットカードを使えなかった時代ならいざしらず、ショッピングや飲食、娯楽関連から公共料金に至るまで、幅広くクレジットカードが使えます。携帯電話や家の固定電話、電気、ガス、保険代等、いずれもクレジットカード払いにしたからといって何の損もありません。タクシーや新幹線などの乗り物利用で付いてくるポイントも加味すると、普通に生活していてもポイントゲット率は高くなります。

また、コンビニなどでの少額の買い物でも気軽にクレジットカード決済する人も増えています。せっせと現金払いしたり、ただ単に口座引き落としにしていたものをクレジットカード決済にすればOKです。ポイントが貯まる分、お得です。

ポイント還元率をとるか付帯サービスをとるか

ポイント還元率は、クレジットカードによって差があります。長く、こまめにクレジットカードを使っていくなら、ポイント還元はかなり重要ポイント。ここは年会費無料だけにとらわれず、ポイント還元率でクレジットカードを比較検討しましょう。

ポイント還元率0.5%の年会費無料クレジットカードと、ポイント還元率1.0%で年会費1,250円(税抜)のクレジットカーを比較してみましょうド。クレジットカード利用頻度の高いユーザーなら、年会費1,250円(税抜)分はポイント還元ですぐ元が取れます。

逆に、クレジットカードを作ったものの、利用頻度も総額も低いとなると、年会費無料のクレジットカード方がその人には有効でしょう。年会費無料のクレジットカードは、ポイント還元率に劣るケースが往々にしてあるのでなおさらです。

ここはじっくり、自分がどれぐらいの頻度、規模でクレジットカードを使うことになるか予測してからクレジットカードを選択することをオススメします。年会費無料で付帯サービスを満喫するか、ボーナスポイントが付く特定月を狙うか、年会費有料でもポイント還元で得をするかはライフスタイルに合わせて決めると良いでしょう。ただ、年会費有料といっても2,000円を超えるものは一般カードクラスには無いので、それほどの負担ではないかもしれませんよ。

結局のところ、クレジットカード選びは、無理に一枚に絞り込もうとせず、ポイント還元率の高いカードと付帯サービスが充実しているカードを併せ持つのがかしこい選択となってきます。

ポイント還元率を比較するときの注意点

ここでぜひ注意したいのが、1ポイントの価値設定です。クレジットカードすべてが共通のポイント価値基準で示してくれたらわかりやすいのですが、現状では、てんでバラバラです。

例えば、「1,000円で10ポイント」と「1,000円で1ポイント」という表記だけをぱっと見ると、それはやはり「1,000円で10ポイント=高い!」「1,000円で1ポイント=低い!」と思います。

しかし、よーく見ると、前者は1ポイントが0.8円の換算、後者は1ポイント5円の換算だったりするのです。これに100円1ポイントが混じってきたりもします。ポイント率の表記をよく確かめることをぜひオススメします

こういったバラバラの表記を「ポイント還元率」というひとつの物差しで見ると、どのカードがどれだけお得なのか明らかになってきます。あくまで、ポイントサービスという視点に限ってですが。 5,000円相当の還元を得るのに、100万円の利用が必要なクレジットカードなら、ポイント還元率は0.5%ですし、50万円ならポイント還元率は1%、約33万円なら1.5%となります。

クレジットカード選びの基準として有効な数字は、クレジットカードによって、その使い方によって違ってくる「還元率」でみることを頭に入れておいてください。

気になるポイント還元率。お得度の目安!

そのポイント還元率ですが、お得度からして0.5%は平均レベル、純粋にポイントサービスのみに着目するなら、もう少し欲しいところです。実は、クレジットカードによって2倍も3倍も還元率に差が出ています。月間利用分に生じるポイントの還元率プラス、ボーナスポイントなども考慮に入れたいものです。

では、実際のクレジットカードの中でお得度の高いクレジットカードをご紹介しましょう。

楽天カードなら、常時1.0%の還元率。街中での買い物でも楽天スーパーポイントをどんどん貯めて行けます!年会費は無料、Edy機能付きも選べます。このカードでは会員向けのキャンペーンも多く、ポイントの扱いやすさもトップレベル。実際には1.0%どころの還元ではありません。

VIASOカードでは、ETC、携帯(スマホ)・PHS、プロバイダ料金の支払いでポイントが2倍となって、1.0%還元。更には、「VIASO e-ショップ」内でのネットショッピングでは追加ポイント最大20倍、すなわち最大1割以上の還元となります。

JCB EITも高還元で、常にポイント2倍で1.0%、リボ用カードですが初回手数料無料なので手数料なしの使い方ができます。JCB一般カードも、「ORIGINAL SERIES」の特典によって街中の様々なお店でポイントが倍増し、海外では常に1.0%の還元です。

ライフカードでは平素の還元は約0.5%と設定するものの、お誕生月にポイントが「5倍」つき2.5%を超えるポイントが発生する永年無料カードです。
JACCSの高還元カードも大人気で、Reader’sCard(2,500円(税抜)、年50万利用で翌年無料)では1.8~2.3%(Amazon限定デポジット)、漢方スタイルクラブカード(会費1,500円(税抜))では1.75%、REX CARD(会費2,500円(税抜)、年50万円利用で翌年無料)でも1.75%の還元。会費を設けますが50万円使った場合で会費の3倍以上ものポイントが付く計算です。※三枚とも初年度無料

オリコUPty-iDカードなら「無料・おしゃれデザイン・電子マネー機能付き」だけでも高い魅力です。ポイント面でも「オリコモール」利用で2-20倍のポイント付与、さらにステージ制プログラムの採用で、年間の利用額に応じポイントが最大2倍にUP、還元1.0%を実現します。

ちなみに、獲得ポイントをギフトカードに交換しても使い勝手が悪そうに思えますが、最近はデパートだけでなく、スーパーなどでも取り扱いが増えています。レートの低下を起こさず、扱いやすい多数の他ポイントへと無料移行できるプログラムもほとんどのカードで用意されています。また、獲得ポイントを航空会社のマイレージプログラムへと移行できるサービスもクレジットカード特典としてよく付いています。飛行機に乗る機会の多い人にはうれしい特典。家族旅行で家族分のマイルを合算するなどの技もあります。